なんとなく、使っているツール(フリーウェア)を晒してみる

はいこんばんは。

4GBパッチというものの存在を知ってちょっと調べていたのですが、その過程でこの記事を見かけまして。
4GBパッチは効果がある!  & 個人的使用ツール
せっかくなので自分の愛用しているソフトウェアをいくつか晒してみたいと思います。
当然すべてWindows用です。

テキストエディタ

サクラエディタUnicode

メモ書きから置換処理、Grep検索、ちょっとしたスクリプト書きまでこれ一つで済んでしまいます。マクロもあるよ。
設定項目が膨大にあるけど、その分かゆいところをゴリゴリカスタマイズできて好きです。デフォルトでも十分使えますけどね。
昔は内部がShift-JISだったのですが、いまはUnicode版もあります。

ファイルリネームツール

お〜瑠璃ね〜む

http://beefway.sakura.ne.jp/dl-allrename.html
仕事しはじめて最初に使ったのがこれで、そのまま使い続けてます。正直ほかのやつ使ったことないので、どこがいいとかアピール難しい……
一通りの機能が揃っていながら、あんまり悩まずに直感的に使える素直さが魅力ですかね。リネーム前のプレビューが見やすいので、致命的なミスも回避できます。
開発はちゃんと継続されていて、たまにバージョンアップされてます。

CopyExt(拡張コピー)

http://www.htosh.com/software/freesoft/copyext.html
エクスプローラ拡張。ファイルやフォルダの右クリックメニュー(コンテキストメニュー)から、

  • リネームしつつコピー
  • 特定のフォルダにコピー
  • タイムスタンプを比較してコピー
  • まとめて選択して、フィルタを通ったものだけをコピー

などなど、いろんな方法でファイルコピーを行えます。設定をプロファイルで保存しておけば、複雑なコピーも一発で実行できたり。
たとえば私は、「1つ以上のファイルを選択した状態で、マウス右ボタンを押しながらドラッグ→表示されるコンテキストメニューで[ここに拡張コピー]をクリックすると“backupXX_(元ファイル名)”という名前でそれぞれ複製される」という設定で使っています。XXは連番で、すでに同じ名前のファイルがある場合だけ番号が増えていきます。所要時間1.5秒。
これでぽいぽいバックアップ取っていけば万が一の時も安心。エクスプローラ拡張なので、ファイルの保存ダイアログ上でも有効。別名保存時に新しい日付のファイル名をつけるのでなく、古いファイルのバックアップを取ってから上書き、という感じで使ってます。
ファイルが壊れる恐怖と日々戦うDTPerにとっては強い味方であります。けどMacAutomatorのほうが便利じゃね?

圧縮・解凍ツール

Cube ICE

いろんなの使ってきましたが、今はこれを使用中。MacのFinderデフォルトで圧縮されたzipファイルも文字化けせず解凍できます。
使用感はごく普通。標準的なアーカイブ形式にはだいたい対応してると思います。
圧縮時・解凍時に不要ファイルを任意でフィルタリングできるのが精神衛生上よいです。Thumbs.db爆発しろ。
インストール時に謎ツールバーをインストールするかどうか聞かれますので注意。

7-zip

普段使うことはありませんが、後述する比較ツールWinMergeアーカイブ比較機能を使うために入れています。

Explzh for Windows

ライセンスの関係で仕事用PCには入れてないですが、こちらもMacのデフォルトで圧縮したzipファイルを解凍できます。個人用PCではこちらを主に使っていますね。

ランチャー

CLaunch

パネル型のランチャー。有名どころだと思います。
タブ分けできるのである程度整理ができます。しかしだんだん登録アイテム数が増えてきてパネル自体が巨大に……
デスクトップのダブルクリックで呼び出すようにしているので、普段Adobeのアプリケーションとか使う時はあえて最大化せず、端っこ数ピクセルのスキマを作って(ダブルクリックできるようにして)います。

ファイラー(エクスプローラ拡張)

QTTabBar

Windowsエクスプローラをタブ型にするツール。たぶん似たようなのは山ほどありますが、最近は新しいのを開拓してないです。
いわゆるタブ型アプリケーションに求める機能はだいたい入っていると思います。動作のカスタマイズも細かくできます。
タブの横幅が可変で長いフォルダ名でも省略せず表示してくれること、タブをたくさん開いても多段表示できるので一覧性が損なわれないこと、あたりが個人的に好みですね。

データ比較ツール

WinMerge

定番中の定番。ファイルやフォルダを比較、テキストデータならその場でマージや編集もできます。
プラグインを入れればWordやExcel、PDFも比較可能。圧縮ファイルも解凍なしでそのまま中身を比較できます(要7-zipプラグイン)。
TortoiseSVNと連携させてリビジョン間の差分確認にも使っています。
InDesignのデータは直接比較できないけど、IDML書き出して拡張子をzipに変えたらWinMergeで修正箇所の割り出しができると最近気づきました。たまに便利。

ファイルバックアップ

BunBackup

定番。自動バックアップ、ミラーリング、フィルタ指定、上書き条件指定、世代管理などとりあえず欲しい機能が揃っています。これもカスタマイズ次第でかなり自分好みの設定を作れる。
作業データのバックアップ方法は今後変わりそうだけど、ちょっとしたデータのバックアップには使い続けるつもり。

Subversionクライアント

TortoiseSVN

最近使い始めたばかりのニューフェイス。作業データのバージョン管理を画策していまして、絶賛修行中なのです。
Windows用のGUIクライアントとしては定番どころか鉄板っぽい。エクスプローラを拡張するのはわかりやすいし便利なんだけど、ちょっと動作が重くなる気がしないでもない……
「とーたすえすぶいえぬ」、かるせど覚えた。

その他

WinCDEmu

CD/DVDのイメージファイル(isoとか)を開くと、空いているドライブレターが割り当てられ、通常のCD/DVDドライブと同じ感覚で扱うことができるようになる仮想ドライブツール。ドライブレターに空きがある限りいくつでも開けます。
なにも考えずイメージファイルをダブルクリックするだけで使えて、ドライブの解放も同じくダブルクリックでできます。仮想ドライブを右クリックして[取り出し]でもOK。このシンプルさが普段使いに便利。
例によって最初に出会ったのがこれだっただけで、他にもたくさんあるはず。

M電卓

http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/080311/n0803113.html
電卓です。個人的には起動の速さと邪魔にならない小さいウィンドウが魅力かなあ。高機能らしいんだけど、関数電卓とか使わないし……
あと便利なのが16進数での演算。10進数で計算した結果がリアルタイムで16進数表示できたり、その逆もできたり。途中で切り替えもできます。16進数と10進数を混ぜて計算したいとき、たとえば文字コード連番でここから20文字分、とかによく使います。
ちなみに単位換算機能もあるのですが、ポイントがアメリカンポイントなので使ってないというオチ付き。

pinz

http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se343088.html
任意のウィンドウを最前面固定にしてくれるシンプルなツール。常駐型ですが邪魔にはならないです。
タスクバーから固定用アイコンをドラッグ→目的のウィンドウにドロップするだけで使えます。解除も同じく解除用アイコンをドロップだけでOK。
テキストエディタなりファイラーなり、それぞれに最前面固定機能は備えていると思いますが、私くらいになるといちいち個別に設定するのも(設定方法を覚えるのも)めんどくさいですからね。愛用してます。

などなど

思いつくままにいろいろ書いてみました。ほぼ毎日使うものだけに絞った*1のであんまり数なかったですね。
似た機能を持つフリーソフトがたくさんあって選択肢が多いのがWindows界のいいとこなので、「そういう使い方ならこっちのが便利だよ」というのがあったらぜひ教えてくださいー。

*1:諸事情で書かなかったやつもある