Illustratorの [ 効果 ] - [ 矢印にする ] で線幅が細いときに怪しい

作業中にたまたま気づいたことをメモっておく。Windows XPでしか確認してないです。

Illustratorで線のオブジェクトから [ 効果 ] - [ 矢印にする ] で矢印を作成するとき、もとのオブジェクトの線幅が細い(たぶん1pt以下)だと、先端のところで塗りの色が出てしまう。

[ 矢印にする ] メニューのところで大きさを変えても同様。

で、ここからが問題。Illustrator 10で塗りを「なし」にすると……

なぜか、塗りの色が出てた部分が白くなる。
印刷してもPDFにしても白い。[ アピアランスを分割 ] すると、元の線の色の三角形の背後に「塗り:白」の三角形が誕生。

Windows XP SP2、Illustrator 10.0.3で確認。Illutrator CSではちゃんと透明になっていたので、不具合なのかな。いや、普通に考えて意図しない動作なんだけども。

解決方法

ぐぐったら出てきた。
効果メニューの矢印の特徴  めもブロ。*1

普通に線のオブジェクトを選択して [ 効果 ] を適用すると、「線」と「塗り」の両方に適用される。
塗りの色が出るのはそのせいなので、適用後にアピアランスパレットで効果の適用範囲が「線」だけになるように指定するか、はじめから同パレットで「線」だけを選択した状態で効果を適用するかすれば、塗りの色が出なくなる(もちろん謎の白い部分も出現しなくなる)。

というわけで

あとから縮小とかする可能性を考えると、[ 効果 ] メニューから矢印を作りたいときは、線幅にかかわらず「線だけに適用する」って覚えておいたほうがいいかも。

*1:関係ないけど、このブログのデザイン可愛いな。ヘッダにいる生き物がまばたきするー(*´∀`)